ネタバレ注意!
文芸春秋社より「空と風と時と 小田和正の世界」追分日出子著が11月22日(水)に発売される事が発表されましたのでお知らせいたします。
目次
序章
第1章 小田薬局
第2章 東北大学時代
第3章 オフコース初期 1970-1975
第4章 オフコース中期Ⅰ1976-1979
第5章 オフコース中期Ⅱ 1980-1982
第6章 オフコース4人時代 1984-1989
第7 ソロになって 1989-2000
第8章 クリスマスの約束 2001-2009
第9章 会いに行く 2010-2019
第10章 さよならは 言わない 2020-2023
巻末資料
〇全国ツアー随行記「LOOKING BACK 2022」
〇小田和正バイオグラフィ
〇Kazumasa Oda 掲載楽曲リスト
著者 追分日出子さんについて
編集者・文筆業。1952年千葉県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。「カメラ毎日」編集部、週刊誌記者を経て、『昭和史全記録』『戦後50年』『20世紀の記憶(全22巻)』(毎日新聞社)など時代を記録する企画の編集取材に携わる。
(出典:「孤独な祝祭 佐々木忠次 バレエとオペラで世界と闘った日本人」文芸春秋社刊より)
追分さんが写られているX(旧Twitter)6年前のお写真です。
従来より小田さんに関する執筆をAERAに投稿されておられます。
AERA 2011年9月5日号 P36より
PRESSでも直近では「バンドメンバー&スタッフインタビュー」を8回に分けて取材されています。
①Vol.380第2面:金原千恵子さん、木村万作さん
②Vol.381第2面:吉田翔平さん、栗尾直樹さん
③Vol.382第2面:堀沢真己さん、徳高真奈美さん
④Vol.383第2面:稲葉政裕さん、長橋達雄さん
⑤Vol.384第2面:吉池千秋さん、串田俊哉さん(ツアーマネージャー)
⑥Vol.385第2面:木村史郎さん、佐々木好二さん
⑦Vol.388第2面:船越達也さん、望月英樹さん
⑧Vol.389第2面:吉田雅道さん
それとは別にVol.387第2面で「小田和正インタビュー~ツアーを振り返って」を執筆されています。
これらを拝読しても我々が知りたいことを漏れなく取材されていることが分かります。
今回の著書はこれらの記事を土台に加筆されるものと思われます。
PRESSの内容からどれだけより掘り下げたものになっているか楽しみです。
付き人の意見
小田さんに関する執筆は小貫信昭さん、田家秀樹さんをはじめとする男性ライターが多い中(注1)、追分さんは女性の視点から細かいところまで小田さんに対して取材をされ、しかも取材が丁寧!
(注1)40年くらい前には藤沢映子さんという方がギターブック(GB)にオフコースの話題を2年間連載されていました。
誰かさんみたいに全国ツアーの2~3公演だけの参戦でツアーを語るライターもいらっしゃいますが追分さんは何度も足を運ばれます。今回の書物の巻末特集で…全国ツアー随行記「LOOKING BACK 2022」か企画されています。2022年の全国ツアー「こんど、君と」は色んなトラブル、災難が毎週のよ~に発生しました。台風、火事(テアトロンシャトルバス駐車場でのバス火災)、有賀さんの離脱、吉井さん代役、小田さんご自身のコロナ罹患、スマホワイパー事件…そういったことが追分さんの視点でどのようにレポされているか楽しみです。
販売価格が3,190円(税込)と物価高騰下の昨今でもこの価格は庶民にとっては厳しいです。それに見合う内容である事を期待して発売日を楽しみに待ちたいと思います。
【ご参考】
小田さん関連書籍価格比較(税別)
TIME CAN’T WAIT:小田和正箸:1990年:971円
月刊カドカワ総力特集小田和正:1991年:544円
キャディ:小田和正箸:1996年:660円
小田和正50年史 1947~1998(注2):1998年:10,000円
小田和正ヒストリーYES-NO:小貫信昭箸:2000年:533円
別冊宝島836 オフコース小田和正の謎:2003年:1,400円
小田和正インタビュー たしかなこと:小貫信昭箸:2005年:1,500円
風のようにうたが流れていた 小田和正私的音楽史:2005年:1,500円
小田和正という生き方:落合真司箸:2009年:1,600円
小田和正ドキュメント1998-2011:小貫信昭箸:2011年:1,429円
CDジャーナルムック小田和正読本:2011年:1,905円
小田和正オフィシャル・データブック:前田祥丈箸:2016年2,000円
時は待ってくれない:小田和正箸:2018年:1,400円
空と風と時と 小田和正の世界:追分日出子箸:2023年:2,900円
(注2)小田和正50年史 1947~1998:PRESS Vol.92~93で募集された完全受注生産品。発送、梱包費込みで10,000円
蛇足
追分日出子さんと付き人は、あの日あの時あの場所でお会いしてお言葉を交わした事がある…と妄想しています。
たしかなことでは有りませんが自分では確信しています。
またいつかお話しする機会があれば…。
本Amazonで予約しました。この本ネット記事にもなってましたね。楽しみなところはたくさんですが、鈴木さんも含めてオフコースメンバーが取材に答えているところがすごい楽しみです。
おっしゃる通り!
Yassさんのコメントが最大の注目点だと考えています。
追分さんがどれくらい鈴木さんと膝を突き合わせておはなしされたか?…通り一遍な内容であれば過去の読み物と同じになってしまいます。
「追分さんだからお話しします。」そうYassさんが思っていただければきっと…。
期待しましょう!