おことわり
予告しておりました「持参すべきもの・ダメなもの」は会場マップがアップされましたので掲載を延期いたします。ご了承願います。
本文
今日、8月29日にスキマフェスの会場マップが公開されました。
付き人のオドロキ
マップをひとめ見た途端、トイレの数が少なく、設置場所が最悪であると感じました。
トイレの数
たった3か所しか有りません。主催者はいったい何を考えられてるのでしょうか?
実は展示棟E、Fブロックには飛行場(駐車場)側だけでなく反対側の海側(常滑市側)にもそれぞれ1か所ずつ合計2か所トイレが有るのですが、今日発表されたマップには記載されていない…ということは「使用させない」という意向みたいです。付き人の妄想ですがスタッフ用のトイレに使用するのでは?スタッフも観客も一緒のトイレで良いじゃありませんか?
これはいけません!
この2か所も開放すべきです。
夏フェスに限らず、アリーナでもホールでもトイレは長蛇の列。
そのために開演時間を遅らせるほど…。
今回、トイレに並びながら小田さんの歌を聴く羽目になりかねません。
真剣にトイレの数を増やすことを考えてください。
便器の数
展示棟男子トイレの小便器の映像です。
たったの6個。
女子トイレの写真は逮捕されるため撮影を控えました。男子トイレの数で推して知るべしでしょう。
相当な行列を覚悟しなければなりません。だからと言って水分摂取を控えると熱中症を発症する恐れがあります。適度に汗をかいて水分を補給する循環がよろしいかと…。
ご参考
兵庫県立芸術文化センター大ホールの男子トイレ
来場者に寄り添った会場か否かはトイレを見れば一目瞭然です。
トイレが良い会場は良い会場…という付き人の持論はあながち間違ってはいないのではないでしょうか?
仮設トイレの設置場所が最悪
マップの南西隅(すみ)…「明豊ハム」の表示の横ににトイレマークが有りますが、コレは仮設トイレです。
下の映像をご覧ください。
燃料タンクの左には2階建ての建物があるだけで公衆便所が有るわけではございません。
この建物の手前に仮設トイレをズラッと並べる計画なのでしょう。
ここに設置すると悲惨な状態になるのではないか?…と付き人は非常に危惧しています。
以下、その根拠をご説明いたします。
古い資料で申し訳ございませんが、中部航空地方気象台が発刊した「中部国際空港気象観測の10年報 2005年3月から2015年2月」の中にその10年間の内、月別に中部国際空港の北の端、南の端で観測した風向きが記録されています。
このグラフの内…
右列「18側」は「ワンエイト」…南向きに離陸するときの風向…つまり滑走路の南端の風向を示します。
左列の「36側」というのは「スリーシックス」…北向きに離陸するときの風向…つまり今回のフェスの仮設トイレに近い風向になります。
フェスのある7月の「36側」の風向をみるとSE…南東の風が多く16%次いで南風の10%の順になります。
前出のマップの向きを変えそれに風向を加えて再掲すると…
一番多い南東の風なら駐車場の方へクサい臭いが流れていくので観覧時にはあまり関係が有りませんが10%を占める南の風ならレストエリア→観客席へ…
ぎょえ~
灼熱地獄に加え、さらに悪臭地獄が我々の身に降りかかってくるのです。
おまけに喫煙エリアからタバコの煙も混じって…
その近くには燃料タンクがあります。何も無ければ良いんですが…。
「火気厳禁」の警告掲示板が不安をそそります。
付き人はタバコは吸いませんが、ここで喫煙する人がいらっしゃるのでしょうか?はなはだ疑問です。命がけです。
仮設トイレはどこに設置すればいいか?
舞台向かって下手(左側)のゲートC上方舞台横にズラッと並べ、客席から仮設トイレが直接見えないよ~に目隠し、ニオイ防止板かつ反響板になる板を立てるのです。当然風に吹き飛ばされないよ~に設置を頑丈にしなければなりません。音響効果の改善に少しは役立つでしょう。←ホンマかいな!?
これにより観客席からサササっとトイレに駆け込むことが出来ます。入退場時にクサイ事くらいは甘受できるでしょう。
付き人の意見
従来より付き人の現地レポをご覧の方は、トイレの映像が頻繁に出てくるのをご存じでしょう。
アーティストのMCやセットリストの掲載は諸先輩方のブログにお任せして、付き人は我々人間にとってとても重要なトイレ問題を常に念頭に置き取材する姿勢を貫いています。
トイレを我慢して鑑賞するほどツライものはございません。
長蛇の列に並んでいる間の時間ロスは計り知れません。
出すものを出して心穏やかにアーティストの素敵な演奏を楽しみたいものです。
公演の運営にも影響を及びかねません。開演時間の遅延は公演に締まりが無くなります。だからと言って長蛇の列を無視して開演すると非難GOGOになります。
運営側がもっとトイレ問題を真剣に考えてもらいたいものです。
当日、劣悪なマップが見直されて、来場者に寄り添った配置になっている事を願うばかりです。
さいごに
今回のオハナシは3月17日に現地の下見をした付き人だからこそ書けた記事です。
ネット検索に頼らず、自分の足で取材をしなければダメ!…って事を痛切に感じた次第です。