神戸国際会館こくさいホールで開催の沢田研二LIVE 2024『甲辰 静かなる岩』に参戦っ!
小雨降る神戸
意外や意外、人気急上昇だそうです。
全席完売!
当日券も販売無し!
いったい何が起こってるんでしょう?
1948年6月25日の75歳…と小田さんの1歳若い年齢。
往年の伸びやかな声はしわがれ声になり体型も付き人と同様…。
ただ動きは年齢を感じさせず、声量も充分!
新曲中心で昔のヒット曲はTOKIO他数曲のみ…アーティストにとって「昔のヒット曲よりも最新曲を聴いてほしい!」と言う願望が大きいみたいで、昔のヒット曲が聴きたいファンの気持ちとの隔たりが問題になります。このあたりは小田さんにも言えることですね。
ただ「寺内貫太郎一家」で樹木希林さんが「ジュリ〜」とポスターの前で悶絶していたあのオーラは健在でした。
休憩無しの短時間濃縮型ライブ。
一曲終わる毎に「ありがとう、サンキュー、ありがとうね〜。」
ギター2人、ベース1人、キーボード1人、ドラムス1人、男性コーラス2人の編成
なぜ今、沢田研二?
①昭和歌謡が見直されている。お気付きでしょうが最近、「昭和歌謡」の特集番組がテレビで頻繁に放映されています。またJUJUさんをはじめ昭和歌謡の名曲を取り上げているアーティストも増えています。ちょうど年金受給開始年齢となる昭和30年代はヒマと時間に余裕がある層としてマーケティングの格好のターゲットでもあります。
②それに加えてYouTubeでの沢田研二さんの楽曲の再生、宮本浩次さんがライブで「カサブランカダンディ」を歌われたのが発端となったジュリーの楽曲の再評価…。
③不幸中の幸い…さいたまスーパーアリーナでのドタキャン騒動て一躍話題となった。
以上が複雑に絡み合い今回のブームになった…と勝手に妄想しています。
照明、舞台スクリーンの効果もなかなか凝ったものでした。
観客層は小田さんと同年代ながら、往年の超大物スターに会いに行く…という事で、より「よそ行きの格好」でご来場されてました。ファッションの街神戸…というのも関係してるのかも?
フリもなかなか高度なものもあり新参者の我々はタジタジ!
「2階席、3階席全部満席になった会場で歌いたい。それは簡単です。今日お越しの皆さんがまたご来場いただくだけで良いんです。万一歩けなくなっても介添の方とお越しください。そのためにボクもがんばります…。」ってな内容の事をおっしやられてました。
小さい時からテレビでしか観れなかったジュリーが今日、生で拝見出来たことだけでも光栄でした。今の若い方にはご理解いただけないでしょうが、それくらい神がかった存在です。…今も!とにかくカッコいい!だからと言ってそれをマネする気持ちも起こりません。あまりにもかけ離れてるので…。
女性だけでなく男性の方も多数、観覧され若い方までも熱心にフリをされてました。
コレばかりは参戦してみないと「良さ」が分かりません。
そう言った意味で今日は貴重な体験をさせてもらったと言えます。
あ〜楽しかった!
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近日、ジュリーに関する本が発売されるそうです。
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