一昨日発表されたツアーTシャツとマグカップのイラストをご覧になられて皆さん、目に汗が滲(にじ)まれたことでしょう。
付き人が一番最初に頭をよぎった言葉は「ごめんなさい」…でした。
2月27日に有賀さんの奥様からご主人が永眠されたことが発表されて以降、有賀さんに関わった数多くの方々から追悼のお言葉が寄せられました。
しかし小田さんをはじめ、バンドメンバースタッフの方々は沈黙!
同じくアレンジ等を任せられツアーでも帯同されていた藤井フミヤさんも沈黙。
誰しも一番身近に最近まで接しておられた方々の「お言葉」を拝読したかったんですが、ついに今日まで一切ありませんでした。
冷たい?
ツアーで同じ釜の飯を食ったナカマの死をなんの追悼の言葉なしに…。
しかしその疑念は今回の新ツアーグッズ発表でいっぺんに吹き飛びました。
付き人の妄想
「ごめんなさい!誤解していました。」
有賀さんを追悼するよりも有賀さんと一緒にツアーを回るんだ!
いずれ心の整理ができればしみじみと…というお気持ちではないでしょうか?
当然ご遺族の承諾も必要だったことでしょう。
奥様も有賀さんを今回のツアーTシャツにナカマと一緒に描かれる事を快諾されたに違いありません。
日本人は沈黙を美徳とします。
推(お)して知るべし
勧進帳の世界。
あまりにも突然の死で、今でも信じられない!
まさに「言葉にできない」状態。
せめてもの今のキモチを表現するために今回のイラストになったのではないでしょうか?
1万字の追悼の言葉よりこのイラストが私たちの心を打ちました。
有賀さんは心の中で生きている。
有賀さんの追悼公演…などと大それたものではなく、ただただ各会場で有賀さんと一緒に演奏し、苦楽を共にし、観客からの拍手、声援を受けることが有賀さんへの唯一の供養になる…そんな「チーム小田」全員の強い意志が感じられました。
イラストをよ~くご覧ください。
有賀さんがセンターに立たれていらっしゃいます。
「今回は、あいつが主役だ。センターに立たせてやってくれ。」
小田さんはイラストレーターのあべさんにそう依頼されたのでしょう。
あべさんもイラストを描かれている内に有賀さんの思い出が頭をよぎりなぜか目に汗がたまり筆が進まず…。
その証拠にところどころ涙の跡が…。←ホンマかいな⁉
10人のナカマTシャツを着ませんか?
付き人は勝手にこのTシャツを「10人のナカマTシャツ」と命名しました。
ここで宣言いたします。
付き人は全ライブ中はこの「10人のナカマTシャツ」を着用して応援したいと思います。
有賀さんをはじめオール「チーム小田」を胸にコンサートを楽しく、最後まで楽しく応援していきたいと思います。
最近、赤や黄色、青色のお揃いのTシャツをお召しになられているグループを数多く拝見します。
今回に限っては「10人のナカマTシャツ」で応援しませんか?
会場全員がこのTシャツで揃ったなら天国の有賀さんも「ありがとう!」←このダジャレで今までのしんみりした雰囲気がいっぺんに台無しになってしもたがな!
サンドーム福井初日公演では…
舞台監督だった故永岡宏紹さんの時はENCORE‼ツアー初日、グランメッセ熊本でアンコール1曲目の冒頭で永岡さんのことを小田さんがお話になり永岡さんが大好きだった「the flag」を演奏されました。
今回もサンドーム福井初日公演で小田さんからお言葉を発せられることでしょう。
そして有賀さんに縁の深い曲…たとえば「生まれ来る子供たちのために」が演奏されることでしょう。
有賀さんのトレードマークだったArt teck製 別注の緑色に見える青のベースが舞台袖の観客からは見えないところに置かれてずっとナカマの演奏を見守っていることでしょう。
よくあるスポットライトを当てた故人の楽器を舞台上にセッティングする…などという演出は小田さんはお嫌いでしょうね…きっと。
先週、鈴木雅之さんのコンサートに行ってきましたが、有賀さんの話題がでました。
アレンジャーとして欠かせない人だった、最後に、俺がお前の分まで唄うからって声をかけた・・と。みんな、いろんな思いを抱えて生きていますね。私も前を向いて行けないと。とりあえず、急いで福井に行く支度をせねば!
このコロナ禍でマーチンさんは有賀さんとご面会をされる機会があったんですね。
遺された者が命を大切にして後々悔いのないよ〜に楽しく生きていかないと!
鯖江市5月3日の予想最高気温25度、最低気温8度と寒暖差が激しく衣服の選択に迷いますね。