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横浜合同演奏会2021 出演アーティスト 5番目 小田和正さんの巻

横浜合同演奏会2021に出演されたアーティストひとりずつ感想を述べさせていただいた特集も今回が最終回になりました。

今回のライブのトリは小田和正さんでした。

大阪城ホールで開催されたRHYTHMTERMINAL~Arch of THE MUSICの時のよ~な小田さん出番の次に宮本浩次さんという超キケンな出演者が控えているでもなく、安心して小田さんの演奏に集中できました。

付き人は子供のころから、大好きな食べ物は一番最後まで残して食べる習慣があります。

例えば、月見うどんのタマゴ、ハンバーグの上に乗っかっている目玉焼き、お刺身のマグロ・・・。

しかし、月見うどんのタマゴやハンバーグの目玉焼きは時間が経つにつれ冷たくなり、マグロも鮮度が落ちて行ってしまいます。

・・・同様に、横浜合同演奏会2021での小田さんのステージの記憶も忘却の彼方・・・(・_・;)

ここで参考にさせていただくのが、ルラさんみのまのさんをはじめとする諸先輩方の詳細なブログです。

それらを読み返していくと・・・。

そやそや!記憶が段々とよみがえってきました。

まだ思い出すだけでもマシですよね(^^;)

諸先輩方が詳細なMC、曲順を記述されてますので

当ブログでは、最後の曲「今日も どこかで」に絞って状況を思い出して書き留めてみましょう。

今日も どこかで

「今日もどこかで」のイントロが流れると、小田さんは舞台上手(舞台に向かって右)へマイクだけ持って歩まれていきました。

気づかないうちに・・・のあたりで上手端で方向転換をされ客席で灯り始めたスマホワイパーが視線に入ったのでしょう。

助けられてきた(下線部分はナミダ声です)

何度も 何度も・・・

そこから口を真一文字にしてただ舞台を視線を落として舞台中央に向かって歩まれるだけ・・・。

(そしてこれからも・・・)

の部分は伴奏だけが流れ場内も静寂・・・と思いきや

「小田さんがんばれ!」の意味と「お気持ちをお察ししてますよ~!」という拍手が自然発生的に・・・しかも誰も合図することなしに同時に!

(数え)切れない(やさしさに 出会ってきた

なつかしい 笑顔が 浮かんでは 消えてゆく)

誰かが いつも 君を 見ている

今日も どこかで 君のこと(思ってる

巡り会って)そして 愛し合って

許し合って(僕らは)つながってゆくんだ・・・

以降は小田さんは持ち直されて何とか歌われましたが

最後の間奏の前の

巡り会って そして 愛し合って

許し合って 僕らは つながってゆくんだ(下線部分はナミダ声です)

ラストの同じ部分の繰り返しは通常に歌われました。

小田さんが歌われない場合、通常であれば観客が歌うのですが、このコロナ禍では手拍子をするしかありません。

もどかしさをヒシヒシと感じる瞬間です。

そしてエンディング2小節の栗尾さんのエレピによりCdorの分散スケールで終わるところで、マイクを通して

「どうもありがとう!」←「どうもありがと~」ではなく語尾は短く。

「またあおうぜ!」←「ぜ」も同様「ぜ~」ではなく「ぜっ!」に近い発声でした。

←こんなんど~でもええことちゃうのん?←いやいや、今までにない発声方法をされ、しかもナマの声ではなくマイクを通して・・・ということに非常に大きな意味があるのです。詳細は日を改めて!←永遠に無いな!←えっ!? (・・;)

音響と照明のレジェンド席

横浜合同演奏会2021の音響と照明はチーム小田の木村史郎さんと佐々木好二さんが担当されていらっしゃったコトを金原さんのTwitterで知りました。

照明の佐々木さん(左側のキャップをかぶられている方)の名誉にかかわりますのであえて補足説明をさせていただきますが・・・頭を後ろに傾けて爆睡されていらっしゃるように見えますが、実は、天井のライティングワークのチェックをされていると思われます。

天井だけでなく、壁面にも色んな模様を投射させて、かぶりつき席の観客には決して見ることが出来ない後方座席のお客さんだけの特権で、楽しんでいただけるような工夫がされていました。

だから付き人は小田さんのライブで前方席やアリーナかぶりつき席でなくても、天井や壁面に映し出される刻々と変化する模様(もよう)で充分にライブを楽しんでいます。

実は、佐々木さんが開演前、スタッフエリア外の座席でおひとりポツンと座られていて、よほど「こんにちは! 楽しみにしています。」とお声がけしようかと迷いましたが、お仕事前の精神統一されている時にお邪魔をしてもいけないと察し控えました。終演後はアリーナ席であれば可能な限りお片付けの邪魔にならない範囲でスタッフの皆さんに「お疲れさまでした!」とお声がけするように心がけています。

音響の木村さんは、パシフィコというあまり音響が期待できないホールにもかかわらず、各アーティストの雰囲気に合わせた絶妙なワーキングをされていました。

ある時は要さんと稲Pのギターバトルでの音響、またある時はヤエコの抑揚のある女性ボーカル・・・。

いつもの小田さんのライブとはまた違ったコントロールが必要だったでしょう。

それらの調整は前日と当日の短時間でのリハーサルの限られた時間だけである程度の調整と、長年の勘・・・。

まさに職人技です。

皆さんの背後に座られていた方々のご努力によってあの素晴らしい横浜合同演奏会2021が開催されていたことを決して忘れてはいけないでしょう。

おわりに

今回の特集、いかがでしたでしょうか?

横浜合同演奏会2021が開催されて、はや1か月になろうとしています。

今日あたりから急に気温が下がり始め、北海道では雪の便りが・・・。

みなさん、風邪など召されぬように、心安らかな日々をお過ごしください。

ではでは!

 

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