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小田和正 2023 今だから言える…その1

「こんどこそ、君と‼」ツアーが終わってはや2週間が過ぎました。


少しはツアーの興奮も冷めて「小田さんロス」が日に日に強まってくる今日この頃…。

このタイミングでツアー中のあれこれを振り返ってみたいと思います。

第1回目は「横浜アリーナ千秋楽の小田さん」です。

横浜アリーナ千秋楽の小田さんの様子


今までのツアー千秋楽と小田さんの様子が違っていたと思いませんか?

感極まって涙することなく冷静かつ楽しく盛り上がっておられました。

8月13日18:53:07に掲載された公式ホームページのピンクメッセージにおいても…


ありがとう!はほんとうに伝えたい気持ちだったけれど、それを説明すればまたきっと込み上げるばかりになるので、それは嫌だったからただただ愚直にありがとうを繰り返すしか出来ませんでした。

…とおっしゃられています。

たしかに花道で独り言のよ~に「ありがとう!」を15歩に1回の割合でおっしゃっているよ~なオクチの動きが大型画面で映し出されているのを拝見しました。

そこには千秋楽では絶対に涙を流すことはしないでおこう…という強い決意で千秋楽に臨まれたのではないでしょうか?

「こんど、君と」という歌まで作られてスタートした昨年のツアーは結局、観客は声出しが許されることなく終わってしまい小田さんの無念さは計り知れないものがあったことでしょう。

今回の「こんどこそ、君と‼」ではマスクはすれど皆んなと声を合わせて歌う…という当初の目的が果たせたという達成感が非常に大きかったのは間違いありません。

イヤモニを耳から外してまで皆んなの声を直接ご自身の耳で聴こうとされていた小田さんのお姿をどの会場でも拝見しました。

千秋楽では「また会える日まで」の後の「こんど、君と」を歌いながら花道を巡られる小田さんは晴れ晴れとした表情でニコニコしながら、時折立ち止まって周囲を見回す余裕さえ見せながら歌われていました。

このツアーが始まってから、経験した事のないような予期せぬ出来事が毎週のように起こりました…。

有賀さんが天国に旅立たれ、チケット破り事件、頻繁に起こる自然災害…ピンクのメッセージではみんなの笑顔、声援で乗り越えられたと記されていますが、やはり「チーム小田」の団結力が有ってこそ…でしょう。

度重なる困難を乗り越えての千秋楽…これまでと違った「達成感」「やり切った感」は小田さんだけでなくバンドメンバー、スタッフ、イベンター…全員が感じられたことでしょう。

逆に冷静さを失っていたのは観客の方だったのかもしれません。

しばらくは小田さんにお会い出来ない…と思うと感極まって…。

「また会おうぜ!」と逆に観客席から声掛けがあるほど場内は混とんとしていました。

それでも小田さんは最後まで冷静に深々と観客席に向かって一礼をされると退出されて行かれました。


なぜ「また会おうぜ!」と言われなかったのか?


ファーイーストクラブの副社長…吉田雅道さんが以前、PRESSで書かれていたよ~にコンサート会場は1年半~2年くらい前から押さえておかなければならない…ということで既に開催会場は決定しているものと思われます。

横浜アリーナ千秋楽の時点で次回のツアー開催は既定事実であったことは間違いないでしょう。

しかしそれは「こんどこそ、君と‼」の追加公演ではないため、この時点で公表するのは早すぎます。

MCの中で「また会える日がきっと来ることでしょう。それまで元気でいてください。」というお言葉をどの会場でもおっしゃっておられました。もちろん千秋楽でも…。

だからあえて「また会おうぜ!」と叫ぶ必要はない…スマートに終わろう…とお考えだったのでしょう。

前回の千秋楽「愛媛県武道館」での「また会おうぜ!」…はビデオ収録用であった…という事にしておきましょう(^^;

舞台から隠れる直前の小田さんの後ろ姿は背筋をピンと伸ばして「やったぜ!」って感じでした。

付き人は当分お会いできない…という悲壮感ではなく次回お会いできる期待感があふれ小田さんの後ろ姿が大きく見えました。

とてもさわやかな千秋楽の終わり方だったと思います。

さいごに


…となると次回のツアーはいつ?…という事になってきます。

そのお話はまた日を改めて証拠を提示してご説明をさせていただきます。

お楽しみにっ!

ここに写っている皆さん、写っていない皆さんも…またお会いしましょう!

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