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小田和正2020 PRESS Vol.362を読んで その2 小田さんのライブビデオ撮影機材について

年末、年始に盛りだくさんの話題が水面下から浮上してきましたので、「PRESSを読んで その2」の掲載が遅れましたことをお詫びいたします。

今回は、多分皆さんがきっと読み飛ばれてたであろうコーナーのオハナシをわかりやすくご説明して、みなさんとご一緒にお勉強する特集です。←今回のブログも皆さん、読み飛ばしはるんとちゃう?←えっ!?

♪僕が思うよりきっと

君は無関心で・・・

スルー・スルー・スルー・・・♪←しょっぱなから替え歌はあかんがな!

2019年6月 KazumasaOdaTour2019ENCORE!!ENCORE!! さいたまスーパーアリーナでの公演の様子がビデオ収録され、市販され、皆さんも繰り返しご覧になられたことでしょう。

PRESS Vol.362の第5面、船田さんが執筆されている「へい!いらっしゃい」では、その時の撮影機材、カメラのセット図面が惜しげもなく掲載されています。・・・ときたところで、「あ、そうそう・・・さいたまスーパーアリーナの平面図でなんかゴジャゴジャ細かい字で書いてあるページやった。小田さんの写真だけ見ただけでページをめくったわ」・・・という方が大半だったでしょうね。

付き人も色んな専門用語で、めげそうになりましたが、あの時の感動を思い出すと、次第に、「うんうん」と用語をネットで検索しながら読み進みました。

皆さんも「その業界」以外の方が大半でしょうから、同様な思いだったでしょう。

遅ればせながら、その時の用語検索の結果を、ここに掲載しますので、「用語集」を参考にしながら改めて「へい!いらっしゃい」を再読すると、きっと次回、ビデオを見た時、新たな感動を呼び起こすことでしょう。そしてこれらの知識を得ることにより小田さんとの距離が少しでも縮まりそうな感じがするのではないでしょうか?←まるで熱狂的な小田さんのファンのよ~な発言やな!←えっ!?

映画監督を経験され、映像に関して強い興味をお持ちの小田さんです。ファンとして、これくらいの用語は知っておくべきでしょう。

今回の「へい!いらっしゃい」の難解用語は、アリーナ平面図の右横にある四角の箱の中に列挙されています。

尚、平面図をそのままブログに掲載すると船田さんからお叱りを受けそうなので控えさせていただきます。

是非Vol.362を入手されてご確認ください。必ずやご満足いただけることでしょう。

難解撮影機材用語解説

・・・では、掲載順に用語を調べていきましょう。(用語の前の番号は平面図の番号と同一です。)

①画出しカメラ:エダシと読むそうです。小田さんやバンドメンバーの演奏の様子や、観客のアップ等が巨大モニターに映し出される映像を撮影します。

②ドラム(画出し有:2Kデジタル):ドラム担当の木村万作さんの演奏の様子を撮影します。

③ストリングス(画出し有:2Kデジタル):金原さん達の弦パートを撮影します。

④~⑧画出しカメラ:前出

⑨特機(パンサー):パンサー社が販売しているドーリー(移動車)にカメラを付けて撮影します。センター花道、舞台に向かって左側に沿って敷設されたレールに乗って小田さんが花道をセンター出ベソに向かって歩かれていく様子を移動ながら撮影します。

このYouTubeを見るとつい1台欲しくなります。←なんでも欲しがるヤツやな!オプションを全部つけたら3千万円くらいするねんで!

⑩~⑫特機(ニューテクノ):クレーンの先にカメラを付けて撮影します。

https://wish-company.com/newtechnocrane/

⑬特機(パンサー):前出

⑭~⑮ドリー:移動車にカメラを付けて撮影します。⑨との違いがわかりましぇ~ん!船田さんに教えてもらいましょうか?(^^;)

https://wish-company.com/dollys/

⑯特機(フォクシー)クレーンの先にカメラを付けて撮影します。⑩~⑫との違いがわかりましぇ~ん!またまた船田さんに教えてもらいましょうか?(^^;)

https://www.special-crew.com/equipment/cranes/foxy.php

⑰~⑲長玉固定:ナガダマ=望遠レンズを付けたカメラで撮影します。

PRESS Vol.362がお手元に無い方は、下の写真でPRESSに掲載されている平面図の概略としてご利用ください。

⑳引き画4Kカメラ:遠くから見た全体のアングルを撮影するカメラ

⑳引き画4Kカメラで撮影された映像です。

㉑特機(フォクシー):前出

㉒~㉓特機(ペデスタル):高さを上下できる移動台にのったカメラで撮影します。

https://www.libec.co.jp/products/pedestal/P1000_systems.html

㉔小型カメラ(会場引き画:GoPro)

㉔小型カメラで撮影された映像です。

㉕引き画4Kカメラ:前出

㉖小型カメラ(ステージバックショット)

ビデオで鑑賞すると大型スクリーンの邪魔になって気になる「棒」ですね(^^;)

㉗ベース(画出し無:4Kデジタル):ベースギター担当の有賀さんを撮影します。

㉘キーボード(画出し無:GoPro):キーボード担当の栗尾さんを撮影します。

㉙ピアノ手元(画出し無:GoPro):グランドピアノの鍵盤の左側からピアノ弾き語りする小田さんを撮影します。

このカメラを後ろから見ると・・・

客席から目立たなくするために黒塗りつや消し仕様です。

㉚~㉛4Kカメラ(観客狙い遊撃カメラ) ケーブルなしで不規則に移動して撮影

㉚または㉛4Kカメラで撮されたであろう映像です。

瞬間的にベストショットを狙えるのはさすがプロです。

㉜小型カメラ(小田さん客席突入時狙いカメラ GoPro)



蛇足その1

バルーンタイムの際は、バルーンが撮影機材に当たってパーンっと破裂しないよ~に注意しなければなりません。

花道スレスレに低く下げられたカメラにオレンジのバルーンが当たりそうになったので、撮影担当の方が手でハネのけられ事なきを得ました。撮影だけでなく不測の事態に備えなければならないので大変です。

蛇足その2

今回のビデオ撮影では、小型カメラ「GoPro」が大活躍しています。

他のカメラが一式、数千万円するのに「GoPro」は数万円なので、費用対効果抜群です。

この「さいたまスーパーアリーナ公演」当時(2019年6月)に発売されている「GoPro」は、2018年9月に発売された「HERO7」だと推測されます。

ちなみに現在、販売されているのは「HERO9」です。

次回、小田さんのツアー開催の際は、ビデオブログ(Vlog)にも挑戦し、コンサート会場周辺の様子や、ご当地紀行も動画で取材・・・という夢のよ~な妄想を描いています。←事後の編集がタイヘンなので妄想で終わりそうですね (^^;)

最後に

下の写真は、初日の公演が終了し会場から退場する際に見かけた光景です。

多分「㉑特機(フォクシー)」であると推測されます。

撮影担当の方がクレーンからカメラを取り外されている映像です。

お疲れさまでしたっ!素晴らしい撮影、ありがとうございます。

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