東北さくらプロジェクト便り「その日が来るまで」No.72 2020年2月・福島 桜植樹参加レポート(1)~ふくしま浜街道・桜プロジェクト~を読んで
ヨメといつも、自分の手で植樹したいね・・・常々、ハナシをしています。福島公演の日程に合わせて植樹を企画していただければ数多くの参加者が見込まれることでしょう。事務局のみなさん。ご一考をお願いいたします。浜街道に沿ってみんなで植樹した桜並木がずっとずっと春になれば満開の桜で埋め尽くされれば良いなって思います。その日が来るまで・・・。
宮城:大河原町 一目千本桜
CAFÈ”MINI”FORUMを読んで
今回は座談会に参加されている方々のお一人・・・Yさんに注目しました。
・・・結婚後は、いつか夫婦で行きたいねと話していたのですが、叶わぬまま主人が亡くなって。気落ちしていた私に娘がチケットを取ってくれた《君住む街へ》がきっかけで、再び参加することに。・・・この時点で涙腺崩壊です。
長い間ファンでいさせてくれてありがとう。「君住む街へ」を聴きながら、主人を亡くしたどん底から這い上がることができました。こんなに長くファンでいられたのは、小田さんが頑張って走り続けてくれたからこそ。最後の最後まで小田さんを追いかけて生き抜いてゆきたい。好きなようにやってください。ファンは皆ついてゆきますから。・・・以下略
「主人を亡くしたどん底」・・・この言葉にYさんのご苦労がしのばれます。小田さんに背中どころか命を救ってもらえた・・・という表現が適切かもしれません。
「好きなようにやってください」・・・そう言い切れるほど今までも、そしてこれからも・・・強い・・・というか殺気立った決意を感じます。
以前にもブログで述べた・・・と記憶していますが、付き人はツアートラックの周辺で皆さんの様子を眺めているのが大好きです。
いろんな方々がツアートラックとの再会に喜び、写真を撮られています。時折、遺影らしき写真を胸に抱え笑顔でポーズをとっていらっしゃる方や、なにやら独り言をつぶやかれている方も・・・こういうのんを見てしまうと、付き人のアタマは妄想がモワモワモワ・・・っと湧いてきて、知らないウチに涙腺崩壊状態になります。
「アンタ、また小田さんに会えるね。」
「お姉ちゃん、また来ちゃったよ。」
「〇〇さん、あの時と同じよ~に小田日和になったね。」
亡き夫、亡き姉妹、亡き小田友さん・・・とオハナシされている・・・いろんなシチュエーションの妄想が・・・。
我々の年代になると生き別れ、死に別れ・・・いろんな別れを経験します。
Yさん同様、どん底に突き落とされた方も数多い事でしょう。ひょっとして、いまだにどん底から這い上がれない方もいらっしゃるかもしれません。いつかは這い上がれる・・・と信じて今も懸命にもがかれている最中かもしれません。まるですがるようにCDのスイッチを入れて小田さんの歌を聴かれているかもしれません。
現在、誰もが経験したことも無い未曾有の困難な状況が続いています。全人類がどん底に落とされもがいています。こういう時こそ、小田さん、オフコースの歌を聴いて生きる望みを見出していこうではありませんか。
ただ一つ残念なことに、Yさんのお言葉をお借りすると・・・
好きなようにやってください。ファンは皆ついてゆきますから・・・というリーダーが不在なことが我々の不安を増殖しています。
やがていつの日か この国のすべてを
僕らが この手で 変えてゆくんだったよね
あの時掲げた 僕らの旗だけが
一人揺れている 時の風の中で
「The flag」より 作詞:小田和正
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