小田さんの評伝「空と風と時と 小田和正の世界」を執筆された追分日出子さんが月刊の文藝春秋2月号84ページに「<心の言葉>を紡いできたひと」という表題の随筆が掲載されましたのでお知らせいたします。
随筆の内容については評伝の「要約」と「あとがき」的なオハナシです。
随筆の前半部分はここをクリック
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付き人の感想
評伝の序章の最後に…
「音楽の神様に導かれ、ストイックなまでに自分の音楽を追求してきた、決して器用とも順調ともいえなかった小田和正の音楽人生の記録である。」
と書かれていますが、今回の随筆でも…
「…この評伝は成功物の評伝と思われがちだが、違う。自身の悔いや躓(つまづ)き、手負いの中から歌を作り<心の言葉>を紡いできた人物の評伝…」と締めくくられています。
付き人は小田さんは成功者だと認識しています。
だからこの評伝はどう読んでも「成功ヒストリー」であり「偉人伝」でもあります。
順風満帆ではないにしろ、現在の地位にいらっしゃるのは「成功者」であって「落伍者」ではありません。
追分さんのご認識の違いはあっても「自身の悔いや躓(つまづ)き、手負いの中から歌を作り…」という小田さんの楽曲の成り立ちには同感です。
歌詞の随所に「その想い」が散見されます。
モチロン、受け手がそういう想いを持ちながら聴いている心理的影響が大きいかもしれませんが…。
さいごに
評伝の圧倒的な冊子の分厚さに読む気を失せてしまった皆さん。
多忙な年末、年初の災害等で読む機会を逸してしまった皆さん。
今回はそういった方々にうってつけの随筆です。
評伝のエッセンスが記されておりこの随筆が「呼び水」となって分厚い本を手に取るきっかけになっていただければ幸いです。
【蛇足】追分日出子さんと村上里和さん
付き人が感じたのはNHKラジオ「ラジオ深夜便」で毎年、小田さんの誕生月の9月になればオフコースや小田和正特集が組まれその時のアンカー村上里和さんと同様、追分日出子さんも実は「ふたりのオフコースファン」なのではないか?と評伝を拝読した時も、今回の随筆でもそれを感じました。
モチロン、あからさまには書かれていません。ご本人は無意識でしょうが小田さん、YASSさん以外のメンバーに対する書きぶりにその想いがにじみ出ています。
付き人も「ふたりのオフコースファン」です。
そのあたりの話題は別途特集をしたいと思います。
その際は5人のオフコース、4人のオフコースファンの方々の目に触れないようにしたいと思います。(炎上間違いなし!)