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BSフジ「輝き続けるオフコース」を視聴して

2月11日(土)20時00分よりBSフジで「輝き続けるオフコース」が放映されました。

今回はこの番組を視聴して感じたことを述べさせていただきます。

番組始まってほどなく、番組のタイトルが間違ってるんとちゃう?と思いました。

「輝き続けるオフコース」ではなく

「輝き続ける2人のオフコース」にすべきだったのではないでしょうか?

番組宣伝の5人の写真や武道館のライブ映像とは裏腹にトークの内容は2人のオフコースの話題ばかり。

番組宣伝文も付き人が朱記で追記したようにしておけば問題はなかったはずです。

美しいコーラスや歌詞でアーティストからもリスペクトされた(2人の)オフコース。そんな(2人の)オフコースの歩んできた音楽キャリアの中で、1982年に行った(5人になった)時のコンサートが「伝説」となっているのはご存知だろうか?日本のコンサート史上初となる日本武道館10日間公演を成功させたのだ。

今回番組では、その「伝説」となったコンサートの歌唱映像をたっぷりと使用し、彼ら(2人)の魅力を余すことなくお届け。BSフジとオフコースが初タッグを組んでお送りする2時間の特別番組。楽曲の素晴らしさと共に、これからのアーティストにも影響を与えるであろう(2人の)オフコースの魅力を、BSフジならではの視点でお届けする。



番組の軸となる「スペシャルトークセッション」。 “(2人の)オフコース”をリスペクトする著名人が一堂に会し、自身が影響を受けた“(2人の)オフコース”に関する様々なエピソードを自由に語り合う。



さらに、デビュー前から(2人の)オフコースと親交があった財津和夫(チューリップ)が、インタビュー出演。財津和夫が語る、盟友・(2人の)オフコースとは…。

番組自体は素晴らしいものであっただけに残念です。

番組の反響

案の定、5人のオフコース、4人のオフコースファンの方々の不満の声がTwitterに寄せられました。

無理もないハナシです。

5人、4人のオフコースとそのファンがないがしろにされた感じです。

モチロン2人のオフコースファンは絶賛!

2人のオフコースだけを取り上げたこんな番組は初めてでしょうね。

そもそも・・・

ハナシをさかのぼれば「ヤスがいないオフコースなんて!」と言われた小田さんが我を突っぱねていただいていたらこんなことはならなかったはずです。

たとえグループが存続したとしても、「オフコースⅡ」「オフコースⅢ」等とグループ名を変えて区分けをしないと「十束ひとからげ」にした結果がコレです。

2人のオフコース、5人のオフコース、4人のオフコース…全く別のスタイル、音楽性です。

モチロン、2人、5人、4人全てのオフコースが好き!とおっしゃる方も多いでしょう。そういう方はたいてい小田さんの熱烈なファンだと妄想します。

小田さんからファンになられた方は当然、時代をさかのぼってオフコースの楽曲にも触れられるわけですが2人のオフコースのハーモニーに居心地の良さを感じられることでしょう。

2人のオフコースの時代のビデオ映像は皆無で現在流通しているのは5人や4人のオフコース時代の映像です。白黒の写真を見て想像するしかありません。

そこには「品の良い育ちの良さそうな2人」が映っていて「僕の贈りもの」から「ワインの匂い」あたりまでのアルバムの雰囲気と完全に一致するわけです。

今回の番組でも5人のオフコースの映像が流れましたが、まるでグループサウンズのスタイルで、髭を生やした人とかいて「オフコース=清純さを」イメージされていた方には「えっ?なにこれ?」って違和感を感じられたかもしれません。

最初に5人の、あるいは4人のオフコースに出会ったファンの方は当然それがスタンダードな姿で番組で流れる武道館の映像は感動を持ってご覧になられたに違いありません。

しかし出演者のトークは2人のオフコースの話題ばかり!

流れる映像とトークの内容がかけ離れている「ミスマッチ」のために非難が殺到するのも無理はありません。

BSフジ側にも苦しい事情があるのでしょう。

なぜなら前出したよ~に2人だけのオフコース時代のビデオ映像が皆無な事です。

たとえ存在しても権利関係等で流せないのでしょう。

YouTubeで「オフコースの小さな部屋」のライブ録音がアップされていますが、これも個人でアップされておりテレビでこれを使用することは問題でしょう。

かといって2人のオフコースのモノクロ写真を写すだけでは番組が盛り上がらないと判断されたのでしょう。

しかし2人のオフコースファンにとってはそれで充分のはず。

心の中に2人のオフコースが生き続けているのですから・・・。

BSフジに期待すること

2人のオフコースにとどまらず、今後、5人の、4人のオフコースの特集もお願いしたいです。

松尾さん、清水さん、大間さんのファンの方も数多くいらっしゃいます。

ご当人3人も今回の番組には複雑なキモチでご覧になられたものとお察しいたします。

小田さんのファンにしても5人の、4人のオフコースを経て「今の小田さん」があるわけですから、その流れをつかんでおくことは非常に重要です。

今まで小田さんの密着取材をされていたNHKの阿部渉アナウンサーが事情により期待できなくなったため是非ともBSフジさんに頑張っていただきたいです。

さいごに

Twitterでの混乱はBSフジの番組名を「輝き続ける2人のオフコース」にしなかったのが原因であることが以上の説明でご理解いただけたものと思います。

それぞれのファンの違いは「刷り込み現象」による影響が大きいものと考えます。

「赤ちゃんが最初に見た人を親だと認識する。」

最初に出会ったオフコースがまさしく「私のオフコース」

そのころの生活、悩み、恋愛、失恋等いろんな「想い」がオフコースと共によみがえってくるのです。

それを否定されると自分の過去を否定されたと感じてしまうわけです。

たまたま同じグループ名のファンである限り、お互いいがみ合うことなしに仲良くしていきましょう。

誰にでも好き嫌いはあります。自分の好みを他人に押し付けることなく、異なった意見でも、受け入れるか否かは別にしてその人の意見として認めることが大切です。

Twitterを拝見していて強くそれを感じました。

蛇足

小田さんのフアンの方にとっては運命の2月15日(PRESS、mobile先行抽選チケット当落発表日)が間もなくやってきます。

宝くじの発表以上にワクワクですね。

15日13時に皆さんが歓喜狂乱されることを心からお祈り申し上げます。

 

 

 

 

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