遅ればせながら9月6日(日)に配信された「音市音座2020」小田さんのコーナーの総括です。
・・・といっても既に諸先輩の方々が熱く感想を語られています。今、語ると「後出しじゃんけん」になってしまいますので、意見、感想の多くは控えさせていただきます。
ただ、ワタクシの知る限り諸先輩方のどなたも触れられていほんの3秒くらいの印象的なシーンについてだけ述べさせていただきます。
状況説明
それは、小田さんとスターダスト☆レビューの最後の曲「Yes-No」演奏中に起こりました。
要さんの間奏ギターソロの後、要さんが「ああ 時は音をたてずに ふたり つつんでながれてゆく~♪」を歌うべきところ、ギターソロ演奏中にチョッと1弦の音がズレている・・・と感じられたのか、いつもの習性でギターネックの一番先端の1弦のペグで微調整をやり始めはりました。この結果「ああ 時は 音をたてずに・・・」の出だし・・・の「ああ」の歌詞が抜け落ちてしまいました。それを見ていた小田さん・・・素早くスッと右足を半歩右前に踏み出されると共に、右方向へ体重移動しながら要さんの方を向いてご自分のマイクで、要さんの声をマネして「時は~♪」と歌われました。←「要さんの声をマネして・・・」はちゃうやろ!?←あはっ!そこは妄想です(^_^;)
対する要さんは、本来は自らが歌うべき歌詞「時は~♪」を歌う小田さんの歌声が聴こえてきたので、1拍半の休符の間に体勢を立て直し、冷静に「音をたてずに ふたり つつんで流れてゆく~♪」と歌われました。
注目点
1.小田さんは2人のオフコース時代からデュオでの演奏経験が長かったので、絶えず相方のしぐさをウォッチングされていたからこそ、要さんの異変にも慌てること無く対応されました。「小田レビ」の素晴らしいチームワークが発揮されました。
2.小田さんの反射神経、運動能力、敏捷性は72歳(2020年9月9日現在)にして、いまだ衰えることも無く、このような場面でも、ごく自然に、視聴者に目立たないよ~なスムーズな横ワープで対応されました。
3.要さんも、「しまった~!小田さんの大切な歌を間違ってしもたがな!」とパニック状態になりそうな場面ですが、そこは要さん!百戦錬磨のプロミュージシャンとして、さも何事もなかった~よーに歌い続けられました。
4.その後はお互い、アイコンタクトで「小田さん、ごめんなさい!」「済んでもうたことはしゃ~ない!この後も気を緩めるなよ!」・・・妄想です。歌い終わり、要さんは「夜のヒットスタレビ」のコーナーへと突入されたのでした。
感想
誰でも失敗をしてしまいます。その失敗を最小限に抑えるか否か・・・はそのヒトの経験、能力が関係してきます。その観点で今回のシーンを振り返れば、小田さんの素早いフォローと要さんの冷静な対応で傷口が広がることなく事なきを得ました。視聴者の中には、気付かなかった方も多かったのではないでしょうか?ちょうど、手拍子で「パン・・・パパン」とし始めるところなので、それに気を取られ・・・。熱烈なファンな方にとっては、当然気付かれたことでしょうが、失敗でも成功とみなす・・・のがファンの偽ざる心境なんでしょうね。
確かに自粛生活を長く経験された小田さんは、我々がイメージする小田さんとは少し違う感じがしました。我々も同じですよね。
走るべき歌を、マイクスタンドの前でジッと立って歌う。手拍子、歓声の無い「不気味」なライブ。演奏者、ファン・・・双方とも勝手が違う違和感・・それに満ち溢れたライブでした。
小田さんにとって、今回、初めて「無観客ライブ配信」の経験をされ、今後の方向性を決めるのに参考にされることでしょう。
試行錯誤、暗中模索・・・誰もが正解がわからない問題に直面しています。今回のライブはそういった意味で、「たたき台」になったのではないでしょうか?何をやっていいのか分からない・・・かといってジッとしているわけにもいかず、小田さんのおっしゃった「あわてず、考えて、考えて」・・・の行動を我々も徐々にとっていきたいものです。
蛇足その1
今回のライブ配信で要さんの声が元通りになっていたので安心しました。
先週の日曜日の日比谷野外大音楽堂「こんなご時世 バラードでござーる」の時の要さんの声は、しわがれていたので心配していました。
蛇足その2
ゴスペラーズさんのTwitterに掲載されていた集合写真での注目点
①杉山さんは缶ビールをお持ちですが、小田さんの足元にはお茶のペットボトル?
②瞳ちゃんの右手はVサインで、左手は3本指を立てたはります。どういう意味なんでしょう?
③VOHさんの視線の先には・・・(^_^;)
④背景のホワイトボードの記載内容は・・・
「うえるかむなごや 音市音座2020」の横にDAY2 小田さんを先頭に出演者の名前・・・。
その下、柿沼さんの右耳横に「シ」というカナ文字が見えますが一体何でしょう?
通常なら主催者名「東海テレビ放送」と「サンデーフォーク」が書かれている位置なんですが、両社名とも「シ」は入っていません。←正式名「サンデーフォークプロモーション」で「シ」が入ってるがな!←わっ!ほんまや!(・。・;
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