付き人は生オフコースを知らないし36年前の日本武道館のコンサートに参加していないので、永年のオフコースファンの感激を味わうことはできませんでしたが、周りの観客の方々の表情が神妙な感じの方が多かったのは気のせいでしょうか?36年前の当時を思い出しながら九段下の道を上って行かれました。

♪あの坂道を上るそのたびに 僕らは みんな 大人になって行った♪

日本武道館の感想
 
1964年の東京オリンピックの時、ここで日本が柔道で金メダルを取った場所であるという感覚で訪れました。その当時は画期的な建物だったんでしょうね。けど通路の狭さや空調の設備の見直しをしないと2020年東京オリンピックの会場としては非難GOGOでしょうね。これから行われる改修工事に期待しましょう。

 日本武道館の音響について
通常、このような筒形の会場では音が上に抜けてしまいます。で、観客席には腑抜けした音しか聞こえなくなります。その欠点をここでは、いろんなところに小型スピーカーを設置してその欠点を補っていました。だからたとえスタンド席の奥まった席でも小田さんのボソボソっとしたおしゃべりも比較的良く聞き取れたはずです。
 天井の黒い長方形の箱がスピーカーです。見栄えは悪いですが効果抜群で良く聞こえました。
オンステージについて
 
17時締切で1710分発表ってチョット無理があるとは思いませんか?10分間で抽選して掲示用の紙に当選番号を書き写すって可能なんでしょうか?怪しい!けど日本武道館の舞台に立ちたかったなあ~。(写真提供:M様)←なんで自分で撮影せえへんかってん?←近くの居酒屋でプレ打上げで呑んでました(~_~;)
 
 

 
 小田さんのコンディションについて(2日目)

あまり調子良くなかったんじゃないか?とのご意見が多いですが、付き人の印象としては、結構しゃべってたしあちこち突入したはったし、声の調子も付き人が参戦したコンサートと同程度だった印象です。前述したように会場の特性で音が突き抜けて、普段はエフェクターによるエコーと会場の反響がミックスされて程良い声になっていたのが、会場の反響がなくなったため、普段とは違う声に聞こえたかもしれません。いしかわ総合スポーツセンターと同様、素直な気持ちで歌われていました。
 
木村万作さんの汗染みについて
 
万作さんの背中が良く見える席だったので、楽しみにしていたんですが、Tシャツの汗染みは全く有りませんでした。ドラムって演奏者が非常に汗をかく楽器です。全身運動でしかも演奏中は汗を拭くことが出来ません。通常、ドラムだけ扇風機を背中の後ろからかける事が許されるバンドが多いです。万作さん後ろには扇風機は置かれてはいませんでした。←単に席から見えなかっただけちゃうんかいな?失礼ながらあの顔は汗かきの顔です…が全く汗染みが有りませんでした。ワキ汗パット愛用?背中は?…ん~。
因みに小田さん、稲ピーも汗染みがありませんでした。そりゃ小田さんに汗染みが有れば「神聖さ」が損なわれますよね。←熱狂的なファン目線で記載してみました。
 
稲ピーが頻繁に行っていたこと
万作さんの背中と、稲ピーが後ろを向いた時の姿がよく見える席でした。
ギター演奏がおやすみの時、頻繁に後ろを向いてギターのネックに「フィンガーイーズ」と呼ばれる指版潤滑剤のスプレーを振りかけてはタオルでふき取っておられました。それだけ指をスライドさせるテクニックを多用されている事なんでしょう。←加齢に伴う脂分の減少ちゃうんかいな?←そんなん言ったら怒られるで~。
ギターメンテナンス担当の方のブースも良く見えました。念入りにチューニングされていたのが良く見えました。♪また会える日まで♪が歌い終わった頃にはブースから担当の方が引き上げられたので、今日はサプライズアンコールが無い事が判ってしまいました。
 
ツアートラックの駐車場所について(福福2929号)
ファンの撮影スポットであるツアートラックがなぜが立ちり禁止の駐車場の奥まったところに縦列駐車されていました。せめて駐車場の手前の撮影しやすい場所に横向きに駐車して欲しかったと思うのは付き人だけでしょうか?

照明さんも事前準備に余念が有りません。失敗は許されないお仕事ですね。付き人は絶対に勤まりましぇ~ん。「あ、小田さん照らすのん、忘れてしもた~」ってなりそうやわ (-_-;)
付き人は日本武道館で密かに期待していたことが有りました。
 

 
 

 
それは1982年6月30日、「1982 OFF COURSE Concert”OVER”千秋楽」だったここ日本武道館でのコンサート終演後に♪YES-YES-YES♪の音楽が流れ退場勧告のアナウンスが有るにもかかわらず音楽に合わせて観客が大合唱した…その再現で今回も終演後、♪この道を♪の曲にのってエンディングの映像が流れた時、観客が36年前と同様に、♪この道を♪を大合唱するんではないかと…残念ながら他会場と同様に出口へと急ぐババア達の群れがそこにありました。もし付き人が36年前のコンサートに参戦していたら…。ファンってそんなもの?って言うのは酷かもしれませんが、やはり36年という時の流れは大きかったということでしょう。「36年前に10日間の内、1日でも来た人は?」という小田さんの問いかけに、「はーい」と若作りした声を張りあげながら手を上げていたババア達も蜘蛛の子を散らす様に消えてしまいました。結局、夜行バス集合時間に間に合わないとヤイヤイ言っていた我々が、なぜか最後に担当の方から追い出されるまで余韻に浸っていました。←読者の方とお喋りしてただけやがな!ちょっぴりほろ苦い日本武道館公演でした。
 

 
 
以上、日本武道館2日目の総括を終わります。