サイトアイコン 小田和正さん追っかけヨメの付き人のたわ言

小田和正2020 あの日 あの時

今回は震災の映像が含まれるため、思い出したくない方はパスしてください。

3月11日・・・もう9年になるんですね~。まだ9年・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、昨年、宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ公演2日目終演翌日に訪問した南三陸を振り返ります。

正直言って、当初の予定には入っていませんでした。阪神・淡路大震災の時でも地元でありながら大きな被害があった場所へ訪問することは、ためらわれました。しかし、この時は・・・なぜかまるで「誰かに導かれるよ~に」レンタカーのハンドルがご当地紀行の塩竈神社から南三陸へと向かっていました。

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どう地元の方々と接していいのやら、神妙に?笑顔で?・・・


けどその心配は杞憂に終わりました。


ごく普通のどこにでもあるよ~な風景です。


右側の「さくらんぼ」を衝動買いして旅館の夕食で満腹にもかかわらず、部屋で無理やり口に押し込みました。モチロン翌朝も・・・(^_^;)

この南三陸さんさん商店街写真展示館があり、衝撃的な写真の数々をみせていただき、一気に現実に引き戻されました。



 


地元写真館の店主佐藤信一さんが撮影された作品の数々・・・金縛りにあったよ~に一枚一枚のパネルの前から、足を動かすことができませんでした。報道ではカットされるよ~な写真ばかり・・・。涙腺崩壊しっぱなしでした。佐藤さんのご自宅、写真館も津波で失われたそうです。

「これらの写真をしっかりと目に焼き付けて、わたしらの死を無駄にせんと生きていってや!」という声が、どこからともなく確かに聞こえました。


残念ながら館内は撮影禁止でしたが、写真集を購入し今日、改めて悲惨な光景をながめ、命の大切さを痛感しています。震災後のくったくのない子供たちの笑顔が余計に涙を誘います。


「自分たちの生命(いのち)は自分たちで守るしかない」

国や組織、周囲に頼っていてはダメです。しょせんは誰もが「自己保身」で、いざとなったら見捨てられてしまいます。

「想定外だった」・・・という決まり文句で誰の責任が問われることなく決着してしまいます。

政治家は「票」につながることしか実行に移しません。

評論家は結果論、後付けで、ああだこうだと批評する。そうとわかっているのなら、なぜこういうコトが起こる前に世間に訴えなかったのか?知っていて公表しないのは、ある意味「故意」・・・犯罪に近いものがあります。だんだんと報道番組を観るのもあほらしくなってきて、小田さんのビデオに切り替えてしまいます。←フアン心理をくすぐるのが上手になったな!

報道は真実より視聴率UPのネタを取り上げます。

阪神・淡路大震災の教訓が東日本大震災の時に全く生かされることなく、現在進行中の新型コロナウイルスでもしかり・・・。歴史は繰り返される・・・。

「防災庁舎」・・・この無残な姿が全てを物語っています。


亡くなられた方々が安心して成仏していただける日はまだまだ遠いですね。

最後に佐藤さんの写真集の最終ページのお言葉をご紹介します。


まだまだ復興まで長い長い道のりでしょうが、同じカメラマンとして強く賛同します。←あんた!いつからカメラマンになってん⁉←ブログカメラマンですっ(^^)v

佐藤様、映像の無断使用をお許しください。

 

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