小田和正2020　妄想小説：あゝ早く　九月になれば・・・

4月23日、小田はスターダスト☆レビューのメンバー全員を休業中の青山のCaféに呼び寄せた。もちろん各人2メートル以上の距離を開け、窓と入り口の扉を開けっぱなしにして・・・。

今日、君たちに来てもらったのは、５月のテアトロン公演の件なんだ。

小田さん、我々もどうしようか迷ってるとこなんです。今の状況じゃ、中止・・・ですね。

要の言うのも無理のないハナシなんだが、オレは延期が良いと思うんだ。

えっ？延期ですか？

ゲストに呼ばれたオレが言うのも何なんだが・・・。

延期って、次回はいつ頃を考えたはるんですか？

9月頃がいいんじゃない？

まあ、テアトロンは年がら年中、空いてるから問題はないんですが・・・。

また何で急に？・・・あっ！わかった！

昨日、香川県内のうどん店に休業要請が出たからでしょう？

それに金毘羅さんが拝観できなくなったって・・・。

小田さん！それ！それ！それだぁ～！

お前ら、何、飲む？当分青山のCaféも休業なんだ。ここのマンゴージュースはうまいぞ！

勝手にお店のドリンクを飲んじゃいけませんよ！それにハナシをはぐらかさないでくださいよ～。

・・・ま、そう言うコトです。フフフ。

フフフじゃないですよ、小田さん！九月のお目当ては、日の出製麺所と金毘羅さんでしょ？

あゝ早く～九月に～なれば～wow wow wow wow wow wow wow

全員：I LOVE YOU～Uh～Uh～

I LOVE YOU～Uh～Uh～

なぜか「I LOVE YOU」の大合唱になった。

あゝ早く　九月になれば・・・

・・・

あれ？この店、当分休みじゃなかった？なんか中から歌声聞こえるね。

青山通りをさわやかな風が駆け抜けていった・・・。

お　し　ま　い





 

 



小田さんだけでなく、私たちもさぬき市野外音楽広場テアトロン、日の出製麺所、金毘羅さん・・・訪れる日が早く来ることをお祈りしましょう(^.^)