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小田和正2020 妄想小説「こんにちは!」

「う~ん・・・」

小田をはじめスタッフ全員が、毎年PRESS会員限定で販売される年間の小田の活動記録DVD「LIFE SIZE」・・・2020年版のネタ探しに頭を悩ませていた。

普段なら全国ツアーやクリスマスの約束の事前打ち合わせ、各種イベント・・・と収録対象が目白押しだったのだが、今年は感染症対策のため、ほとんどのイベントが中止になっていた。

元々、2020年は全国ツアーが無いため、年初から小田の日常の密着取材で今年は乗り切ろう・・・ということでカメラマンの西浦が小田の行くところへ絶えず帯同することになっていた。今年、今まで撮影したのは、1月8日の仕事始めのミーティングから始まり、昨年のLIFE SIZEの最終チェック作業、ジムでのトレーニング風景、ジム帰り、舟木一夫さんの「修学旅行」が「高校三年生」をへて「青い山脈」に歌がなぜか変わってしまう様子を車中撮影、スープカレーを「まいう」と言いながら食べる様子、新曲の制作風景、JUJUさんの番組のビデオメッセージ収録風景、レコーディング風景・・・と文字で表せば結構、ネタ数としては多いようにも見えるが映像にすると、たかが6分25秒くらいだ。

前月に頂いたサクランボを会社の冷蔵庫で冷凍にしたものを西浦がガリガリと噛みながらつぶやいた。

「あ~ぁ・・・なんかネタあれへんかなぁ~?」

「こういうのは待っていても仕方あれへんわ。そのうち何とかなるんちゃう?」

「社長、えらいノンキでんな。」

「えへへ・・・。ほな木蓮の練習してくるわ。」

8月30日(日)にシークレットゲストとして出演する日比谷野外大音楽堂でのスターダスト☆レビュー新型コロナ対策ライブ「こんなご時世、バラードでござーる」の練習のためにひとりスタジオへと会議室を出た。

・・・

しばらくして廊下をけたたましく走る音が・・・

永年のカメラマンの勘で何かが起こった・・・と西浦の右手の親指が録画ボタンを反射的に押した。

バタン・・・激しく会議室の扉が開いた。

血相を変えた小田が声を震わせながら

「おい、女の人の声がするんだけど・・・」

お・し・ま・い

この続きは・・・Mobileのスタッフダイアリー「2020年8月11日」をご覧ください。



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