現実から目をそむけたくなるコトばかりのご時世・・・しばし現実逃避をしましょう。
PRESS Vol.352は、それに打ってつけの読み物です。数回にわたってPRESSネタで楽しみましょう。
第4回目は・・・前回と同じく2面の「小田和正インタビュー」の真ん中の行の下・・・アンコールの最後にもう一度「会いに行く」歌ったら、同じ曲なのに全然違って。そのギャップが楽しかった。・・・という小田さんの発言に注目しました。
オープニングの「会いに行く」について
客席にも緊張があったし、もしかしたら、あの反応から察するに”みんなには親しみのない曲なのかな・・・”みたいに思えたりしたんだよ・・・。最初の曲はやっと小田さんに会えた・・・という安ど感、いつものよ~にコンサートの勘(カン)を取り戻そうという意識・・・そして隣のヒトの歌声がウルサイ、香水がクサイ、太いウデの汗がベチョっとつく、隣との境界線を越してきよったがな、前の背の高い横幅の広いヤツのせいで小田さんが見えへんがな・・・などという嫌悪感が入り混じった楽しい中にも一抹の緊張感漂う・・・何とも言えない雰囲気です。その辺を小田さんが感じ取っておられるのかもしれません。
出だしの♪あ~い~に~ゆく~・・・♪・・・ミ~ラ~シ~ララ~・・・で今日の声の調子を把握されることしょう。♪そのこえを~きくた~めに~♪・・・のた~めに~・・・上のラ~ラミ~・・・で高音の出具合の良し悪しも・・・。よっしゃ!今日はいける!・・・と自ら奮い立たせる大事な「会いに行く」・・・となります。
おまけアンコールでの「会いに行く♪について
・・・ライブの2時間なりを過ごしたあと、もう一回歌ったら、全然違う空気感になったように思えたんだ。自然とこっちも違う気持ちで歌ったしね。観客にとっては「また会える日まで」でコンサートがおしまい…と思いきやもう一曲、演奏していただける・・・というサプライズ感と感謝の気持ち・・・そして、次回も絶対見にいく(会いに行く)ねん!・・・という決意のこもった手拍子、声援。もうその頃には隣のヒトを気にしている段階は過ぎています。周りは見えていない…小田さんだけ!二人だけの世界!・・・って感じでしょうね・・・ファンの方々の気持ちとしては・・・。ファンでない付き人の想像です(^_^;)
小田さんは、観客の喜ぶ顔を見てますますボルテージが上がり、3時間の長丁場の疲れも吹っ飛んで完全燃焼状態で歌われます。もう舞台監督の指示なんか目に入っていないのではないでしょうか?(想像です)
「また会える日まで」でオシマイの時とは全く違った終わり方なのでそれぞれの終わり方を両方とも経験されたファンの方は非常に「お得感」があります。けどどちらの終わり方がいいか?・・・などという野暮な質問は無しにした方が良いでしょうね(^^;)
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「また会おうぜ!」
「は~いっ!」
次回もPRESS Vol.352の話題をお届けします。お楽しみにっ!